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家庭教師のかしこい選び方・おすすめの探し方

家庭教師業界はグレー・ブラックな会社が少なからず存在する業界です。 20年以上の家庭教師専門サイト運営の中でお寄せ頂いた沢山の情報を元に、家庭教師会社選びのポイント・賢い家庭教師会社の選び方・おすすめの家庭教師会社の探し方を説明いたします。

家庭教師の賢い選び方・探し方

 

 

家庭教師会社選びの8つの鉄則

家庭教師会社選びの8つの鉄則

鉄則1.教材販売をしている会社は×(選択制の会社も×)

家庭教師の紹介と引き換えに数十万円の教材を販売する会社は避けた方が良いでしょう。 法規制から逃れる為、教材系紹介会社の多くは「教材販売ありコース」と「教材販売なしコース」の2つのコースを用意していますがこれも×です。

 

鉄則2.電話勧誘をしている会社は×

小学生~中学生のお子様がいるご家庭に「○○大の△△です。家庭教師のご案内を・・・」のような電話をかけてくる会社があります。 電話勧誘を行っている会社には悪質な商法を行っている所が多いので、「家庭教師の勧誘電話」は無視しましょう。

 

鉄則3.料金は月払い・月謝制は〇/ローン一括・年払いは×

家庭教師会社を選ぶ際は「月謝制」「月払い」の会社を選びましょう。 チケット制・年払い・ローン一括などは家庭教師ではありえません。

 

鉄則4.料金非公開・料金表に「~」がついているは△

公式ホームページに料金が公開されていない会社は要注意です。 同じく、「○○○○〇円~」のように料金表に「~」がついていて実際の料金が分からない会社も要注意です。 さらに、電話で問い合わせても教えてくれず「担当者がお伺いしてから・・・」などと言ってくる会社は×です。

 

鉄則5.退会時に中途解約金・違約金がかかるは×

家庭教師会社を選ぶ際は「中途解約金」「違約金」がかからずに辞めることができる会社を選びましょう。 10年ほど前までは「中途解約金」「違約金」をとる会社も少なからずありましたが、最近は殆どなくなっています。 多くの会社が「前月末までに連絡すれば当月末に違約金・中途解約金なしでやめられる」としています。

 

鉄則6.担当者が専属ではない・社員ではないは×

「アドバイザー」「担当スタッフ」など名称は様々ですが、営業兼体験学習を行っている会社は多いですが、 社員ではなくアルバイトの「アドバイザー」「担当スタッフ」がくる会社はおすすめできません。

 

鉄則7.かかる費用をすべてHPで公開している会社は〇

ホームページで家庭教師会社の料金を調べる場合は、公式ホームページの料金表に「かかる費用は上記が全てです」「上記以外の費用は一切かかりません」 のような文言が記載されているか否かを確認しましょう。(景表法違反での行政処分が相次いだため少しは改善しましたが)家庭教師業界は以前から料金の一部を 隠す(月会費がかかるのにホームページには載せないなどの)悪しき商習慣があります。

 

鉄則8.講師に会わずにマッチングだけしている会社は×

問い合わせの電話がかかってきたら、30分程度電話で話をするだけで生徒さんと一切会わない会社があります。 さらに、教師の面接や選抜・仕事の依頼などの際も電話だけですませて、教師とも会わない会社があります。 生徒・教師いずれにも会わずにマッチングだけしている会社を利用するのであれば、個人契約サイトの方が良いのではないでしょうか。

 

番外編:ニセ個人契約サイト(マッチングサイト)に注意
ここ数年、家庭教師のマッチングサイトが増えていますが、マッチングサイトには悪質なサイトが多いのでご注意ください。

家庭教師の「個人契約」とは、初期費用0円~2万円程度(7千円前後の場合が多い)をサイトに支払って、月々の費用をサイト側(業者)に支払わないものをイメージする方が多いと思いますが、 最近は「個人契約」とサイト内に記載しておきながら、月々のマージンをとる「ニセ個人契約サイト」が増えています。

それらのサイトは、家庭教師派遣会社のような教育的なサポート・受験情報の提供・成績アップの戦略立案などは一切行わず先生と生徒のマッチングをするだけです。 マッチングをするだけにも関わらず、厚かましくも毎月マージンを取っています。 上記に悪質な家庭教師会社に関する特徴を記載しましたが、ある意味、もっとも悪質なのは「ニセ個人契約サイト・マッチングサイト」です。

これらのマッチングサイトが月々のマージンをとる方法は二つあり、「毎月生徒に授業料を請求してそこからマージンを取る」タイプと「毎月教師から上納金を取る(マージンを振り込ませる)」タイプがあります。

これらの悪質なマッチングサイトの共通点としては
・「今っぽいデザイン」「今っぽいマッチングサイト」である
・やらせのランキングサイト・ステマの口コミサイトを作成およびアフィリエイトサイト経由で顧客を獲得
・教師になりたい人・先生を探している人が「個人契約」だと勘違いして利用する
などです。

教育的なサポートを全くしない・受験情報の提供や成績アップの戦略立案なども全くしない「ニセ個人契約サイト」に毎月料金を支払うのは無駄です。 家庭教師を探すのであれば、家庭教師会社に依頼するか個人契約サイトを利用するのかの二択です。 その中間に存在する「ニセ個人契約サイト(マッチングサイト)」は選択肢としてありえませんので、ご注意ください。

詳細情報:⇒家庭教師個人契約マッチングとは

 

 

 

家庭教師会社の種類に着目して選ぶ

家庭教師会社の種類

「良い家庭教師会社」を選ぶには、家庭教師会社には収益構造的に様々なタイプがあることを理解する必要があります。 家庭教師会社は、その収益構造により以下に分類出来ます。

・教材販売タイプ
はじめに1年~数年分の教材を販売して、その後の「支払は直接教師に」というタイプです。 そもそも、あらゆるレベルの生徒に対して「同じ教材」もしくは「数種類の教材」を配布すること自体がナンセンスと思います。 お寄せ頂いた情報を見ていると、「業者の教材は使用していない」という教師サイドのご意見もよく見かけます。 又、業者にとっては、「教材を売ってしまえば全売上が計上される」(=一括払いもしくはローンの場合もローン会社から入金される)わけですから、業者からのサポートを期待できない場合が多くあります。

「学生サークル」を装った「手作り風チラシ」「手作り風ホームページ」などによく記載されている極端に安い時間単価(=時間2000円など)は、このタイプを疑ったほうがよいでしょう。 もっとも、特定商取引法を遵守した営業方法で、ご家庭も納得のうえで「教材販売」系の家庭教師センターと契約するのであれば問題はないという意見もございます。 ただし、その際は、事前に交付される概要書面にて「家庭教師をやめた場合」の教材代金の返金ルール(返金率)をご確認された方が良いでしょう。

・チケット制タイプ
数十回分の受講チケットをローンなどで、一括購入するタイプです。 一回売れば終わりですから、このような会社には後のサポートがあまり期待出来ません。 もっとも、過去数回の特定商取引法(旧・訪問販売法)の改正でこのタイプの営業は困難になり、このタイプは最近はあまり耳にしません。

・ローン一括タイプ
一括して授業料を納めるタイプです。 はじめに全てカード会社・割賦販売業者経由で料金を回収できますから、後のサポートがあまり期待出来ません。 もっとも、過去数回の特定商取引法(旧・訪問販売法)の改正でこのタイプの営業は困難になり、このタイプは最近はあまり耳にしません。

・入会金+月謝のみのタイプ
一番良いのはこのタイプです。お支払いは入会金と月々の月謝のみ。家庭教師会社を選ぶ際は、必ず月謝制の所を探しましょう。 何故なら、月々の本部サポートがしっかりしていなければ、お客さんは辞めてしまうので、本部がしっかりサポートせざるをえないからです。

 

 

かかる費用・料金に注意して選ぶ

家庭教師会社の料金

前述の通り、家庭教師会社を探す際は「入会時費用と月々の月謝」のみしか費用がかからない会社を選ぶことをおすすめします。
多くの方はホームページの公式サイトを見て家庭教師選びをされると思いますので、以下で、家庭教師会社の料金表の見方・ポイントを説明します。

料金非公開の会社は避けましょう
家庭教師会社の中には未だに「料金が非公開」「入会金以外は非公開」の会社や、「1時間当たり3000円~」のように「~」がついていて 実際の料金が全く分からない会社が多くありますが、それらの会社はおすすめできません。

「料金が非公開」「入会金以外は非公開」の会社の多くは、「生徒さんの状況によってコースをカスタマイズしますので詳しい料金は担当者から説明します」 のような文言をホームページに記載していますが、実際は以下のような営業面での理由で公開していないのです。

・保護者と営業担当が話していく中でセールストークでより単価の高いコース・より儲かるコースをおすすめしたいから
・料金表を公開すると(コースや先生のレベルにより)料金が高いことがばれてしまうから
・以前は「かかる費用」の一部だけ公開していたが景表法違反での取り締まりが厳しくなったので「全て非公開」にかえた


ホームページに記載の料金以外に費用がかかる会社は論外
10年ほど前まで、家庭教師業界は「ホームページでは費用の一部しか公開しない」というのが当たり前でした。 例えば、「入会金」や「授業料」の金額はホームページに載せているが、実際は「入会金以外に入会時費用がかかる」「授業料以外に毎月管理費がかかる」などです。 料金を完全に公開してしまうと、「一部の費用しか公開していない会社」と比較されて「高い」と思われてしまうので、「管理費」「月会費」「教師選抜費」などの料金項目を作り、 それらを隠して費用を安く見せるというのが家庭教師業界の悪しき慣習でした。

ここ10年間で業界のトレンドが大きく変わり、「嘘の料金表示をする会社」「ホームページ記載の料金以外に費用がかかる会社」は少数派となりました。 消費者庁が景品表示法違反で、「嘘の料金表示をする会社」に相次いで行政処分を出したからです。

消費者庁による行政処分の流れを受けて、「かかる費用を完全公開する会社」と「一部公開していた料金表を完全非公開にする会社」に対応が分かれました。 当然、選ぶべきは「かかる費用を完全公開している家庭教師会社」です。


ホームページに以下の二つの文言が記載されていることをチェック
家庭教師会社のホームページを比較される場合は、以下の文言が公式ホームページに記載されているか否かを必ず確認してください。

・高額教材は一切販売していません
・かかる費用はすべて公開しています(上記以外にかかる費用は一切ありません)

料金が完全に公開されていて、これらの文言が書かれていることが「良い家庭教師会社」の「最低条件」です。 尚、家庭教師会社を比較される場合は、「比較サイト」や「ランキングサイト」などではなく、 「公式サイト」を直接見ることで、その会社の営業スタンスが見えてきますので、比較される場合はご面倒でも必ず各社の公式サイトを直接見て比較して下さい。

 

関連記事:家庭教師会社の料金表示のからくりと注意点

関連記事:家庭教師紹介に関連した高額教材販売に注意

 

 

法律の抜け穴を悪用する会社に注意する

法律の抜け穴を悪用する会社に注意

特定商取引法・景品表示法など家庭教師の商取引に関連する法律を遵守している会社を選ぶことは当然ですが、 法律の抜け穴を悪用する会社と契約しないようにすることも重要です。

中途解約金がかかる会社は避けましょう
特定商取引法では「2ヶ月以上・5万円以上の家庭教師」について、中途解約金の上限を「5万円もしくは1か月分の料金の安い金額」としています。 これはあくまで「上限」なのですが、一部の家庭教師会社はこれを逆手にとって、中途解約金を上限いっぱいとっています。 中途解約金がかかる会社は少数派ですので、家庭教師会社を探す際は、公式ホームページを見て「中途解約金・違約金はかかりません」という文言の有無を確認しましょう。

クーリングオフ妨害をする会社は避けましょう
一部の会社では契約後に先生の選抜にかかります。 お客さんからのクーリングオフを避ける為に、「先生を決定するまでには最低中8日かけてクーリングオフされないようにしましょう」と社員に対して指示をしている会社(クーリングオフ妨害をしている会社)もあります。 ご注意ください。

契約期間2ヶ月・自動延長の会社は避けましょう
特定商取引法の対象は「2カ月を超える契約」「5万円を超える契約」です。特定商取引法の規制から逃れるために契約期間を2ヶ月とし、自動延長している会社があります。

 

関連記事:家庭教師に関連する法律と行政処分について

 

 

授業開始までの流れで比較する

授業開始までの流れで比較する

家庭教師会社の「授業開始までの流れ」は主に以下3つのタイプに分類できます。体験授業は無料の会社が多く、「入会後にも指導を続けられる先生」「入会後に担当になる予定の先生」が体験授業を行う場合が多いですが、 「体験授業専用の先生」が営業を兼ねて体験授業を行う場合もあります。

タイプA
(1)生徒の保護者が電話で問い合わせする
(2)電話で案内・希望の確認・先生の条件など要望の聞き取り
(3)先生選抜
(4)指導予定の先生が体験授業
(5)入会・契約
(6)授業開始

タイプB
(1)生徒の保護者が電話で問い合わせする
(2)担当社員が自宅を訪問し、入会案内・状況把握・問題点の分析・指導方針の確定・希望の確認・先生の条件など要望の聞き取り
(3)入会・契約
(4)先生選抜
(5)授業開始

タイプC
(1)生徒の保護者が電話等で問い合わせする
(2)担当社員が自宅を訪問し、入会案内・状況把握・問題点の分析・指導方針の確定・希望の確認・先生の条件など要望の聞き取り
(3)先生選抜
(4)指導予定の先生が体験授業
(5)入会・契約
(6)授業開始

「タイプC」が最も良いですが、多くの家庭教師会社はコスト面から「タイプA」もしくは「タイプB」となっています。 生徒1人当たりの収益性が高いプロ家庭教師派遣専門の会社は「タイプC」である場合が多いですが、学生を派遣する会社の多くは「タイプA」もしくは「タイプB」です。

「タイプC」に次いでおすすめなのは「タイプB」です。 どんなにベテランの社員であっても、お子様が伸び悩んでいる理由を電話でのヒアリングだけで客観的に理解するのは困難です。 生徒宅に訪問し、保護者だけでなく生徒本人と話をして成績表などを見ながら状況を細かく聞けば、ある程度の経験がある家庭教師会社の社員ならば「問題点把握」「成績向上のための戦略立案」ができます。 それに基づいて、先生を選抜し、先生に指導の仕方を指導し、日々の授業のサポート・軌道修正をしていきます。

家庭教師会社側としてコストが最もかからないのは「タイプA」です。多くの家庭教師会社は体験授業についての報酬を教師に支払いませんので、コストをかけずに生徒を獲得することができます。 広告宣伝さえうまくいけば問い合わせの数だけ儲けに繋がりますので、多くの家庭教師会社がタイプAをとり、マッチングだけを行っています。 「タイプA」の場合、担当社員は生徒さんに会っていないので、生徒さんが抱える「本当の問題点」を理解できず、先生に対しても一般的なアドバイスしかできません。

「タイプB」のデメリットは、先生と実際に会わずに契約をする必要がある点です。 経験が少ない学生講師に生徒が抱える問題点をスグに見抜かせるのは無理だと思いますので「タイプA」はあまりおすすめ出来ませんが、 どうしても「実際に指導する先生の体験授業を受けたい」「大学受験直前で、習いたいことははっきりとしており問題点探し・戦略立案は不要」という場合は「タイプA」でも良いでしょう。

尚、以下のような家庭教師会社は論外ですのでご注意ください。

・「タイプA」の劣化版で、実際に担当する先生ではなく「体験授業専門の先生」が体験授業を行う場合
・「タイプB」の劣化版で、自宅にやってくるのはアルバイトの学生もしくは経験値が低い・頼りない社員である場合
・「タイプB」の劣化版で、生徒本人と会わないで「営業」「勧誘」だけをする場合・問題点把握及び具体的な提案がない場合

 

 

家庭教師選びのチェック項目まとめ

チェック項目まとめ

良い家庭教師会社の特徴

・月払い制
・かかる費用をホームページですべて公開している
・料金欄に「から」や「~」がない
・担当者が社員で、担当者が変わらない
・担当者が経験豊かできちんとした「教育観」がある
・情報量・収集力が豊かで担当教師への提供するシステムがある
・家庭教師の時間以外の学習管理と計画を行う
・教師からの「レポート」などを活用して戦略的授業展開を実施
・登録教師数が豊富である
・学習方法等に関して、担当者が具体的な提案をしてくる
・受験データなどの各種教育情報を提供してくれる

 

悪い家庭教師会社の特徴

・電話勧誘をしている
・教材販売をしている
・チケット制である
・ローンを組ませる
・かかる費用をホームページで公開していない
・料金欄に「から」や「~」がある
・担当者が社員・専属ではない
・担当者の経験が不足している
・電話での聞き取りのあとマッチングをするだけである
・生徒本人と会わない

 

 

 

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